1.手ぬぐいとは?
「手ぬぐいってそもそも何ですか?」というご質問をいただくことがありますが、難しく考える必要はありません。
読んで字の如く「手」を「ぬぐう」 ための布で、江戸時代には既に暮らしの道具として庶民に広く愛用されてきました。
梨園染オンラインストアで販売している手ぬぐいには江戸の粋と現代の美意識が融合したこだわりの逸品が満載。その特長をご紹介いたします。
上質で素肌に優しい綿100%
ゆかたにも使われる上質な木綿の糸で織られた特注生地を使用しています。
木綿は丈夫で軽く、天然繊維なので肌にも優しいです。
そのため高温多湿な日本によく合う生活用品として古くから愛用されています。
また使うほどに糸が膨らむことで風合いが増し、より一層肌になじんできます。
裏表がない「注染」
梨園染手ぬぐいは明治時代に確立された伝統工芸技術「注染(ちゅうせん)」という技法で染められています。※一部商品を除く
注染手ぬぐいは職人の手作業によって生産されており、グラデーションやぼかしの表現を得意とします。また、裏表なく両面が染まるというのがプリントの手ぬぐいとの最大の違いです。
デニムのように使い込むほどに色落ちし、自分だけの1枚に育つというのも大きな魅力です。
季節、気温や湿度によっても色味が変化したり、にじみや多少のズレ、色のムラが出ることもありますが、それらも注染ならではの手作業生産の趣としてお楽しみいただければ幸いです。
大きくてもかさばらない
手ぬぐいとほぼ同じサイズのタオルを積み重ねて比べてみると、タオル4枚よりも手ぬぐい30枚の方が薄いという結果に!
持ち運びが便利で吸水性も高いスグレモノなので、アウトドアにもピッタリです。
両端は切りっぱなし
手ぬぐいは基本的に切りっぱなしになっています。
縫製されていない分、端の糸がほつれてくることもありますが、適宜長さを揃えるようにカットすると最終的に1cm程度の長さのフリンジ状となって落ち着き、ほつれにくくなります。
※大判ハンカチは四辺が縫製されています
すぐ乾く
吸湿性が高い一方で、縫製されていないことで水気を吹いた後も水分が留まりにくく、優れた速乾性を持ちます。
これも高温多湿な日本の気候にあった昔ながらの知恵です。
特に夏場は手で絞って干しておくだけですぐに乾きます。
豊富なラインナップ
伝統工芸品というとちょっと敷居が高いように感じるかもしれませんが、梨園染手ぬぐいの柄数は約500種類。
昔ながらの粋な柄からポップで可愛らしい柄まで様々取り揃えています。
どなたでもお好みの柄がきっと見つかるはず!ぜひストア内を探検してみてください。