2.手ぬぐいの洗い方
手ぬぐいの取り扱いで一番質問が多いのが洗い方について。
手ぬぐいの正しい洗い方を知り、自分だけの一本を育ててみましょう。
注染手ぬぐいは染めものなので、洗う度に染料が落ちていきます。特に紺色などの色の濃い手ぬぐいは、最初のうちはたくさん色落ちします。
そこではじめの3~4回はたっぷりの水で手洗いをしてあげると安心です。お風呂で体を洗うのに使い、一緒に余分な染料を洗い流すのもおすすめです。
なお、漬け置きや濡れたままの状態で置いておくと色移りの原因となりますのでお避けください。
数回の手洗いを経た後は色落ちも落ち着いてきますので、様子を見て洗濯機にかけても問題ありません。
なお、蛍光増白剤、漂白剤の使用は避けましょう。アルカリ性の強い洗剤も、色落ちや生地を痛めることがありますので注意が必要です。
手ぬぐいを使っている中でついてしまった油やお化粧による汚れは食器用洗剤でつまみ洗いをすると落ちやすいです。
洗った後はすばやく水気を切りましょう。洗濯機の脱水機能でも問題ありません。
タンブラー乾燥にかけると生地が縮んでしまう可能性がありますので、自然乾燥させましょう。